【院長教えて#1】アレルギー・アトピーの原因って、何?ワンちゃん用のスープご飯をご紹介します。

飼い主さんから

「アレルギーの原因について、難しくてわからない・・・」

というご質問をいただきました。

この記事では、アレルギー・アトピー原因にあわせて、肌のタイプ別の治療法についても、わかりやすく解説していきます。

アレルギー原因物質 X-inducer

アレルギー・アトピー性皮膚炎の原因物質「X-inducer」ドックフードに多く含まれる物質です。

加工前のドックフードに、別々に存在しているAとBという物質。

製造過程にて、動物性油脂を加え混ぜることで結合し、化学反応を起こします。

すると、発生するのが「X-inducer」というアレルギー誘発物質なのです。

アレルギー、アトピーを起こさないワンちゃんは、X-inducerを吸収せず、便として排泄します。

しかし、腸が弱いワンちゃんは吸収してしまい、血液にのって、全身にX-inducerが飛んでいくのです。(内約30%は皮膚へ)

ドックフードにはアレルギー原因物質X-inducerが多量に含まれている

ベタベタ肌の原因と特徴

腸からX-inducerが侵入し血流にのって、地肌の毛穴の横にある皮脂腺に飛ぶと刺激を与え炎症を起こし、皮脂の分泌を促進させます

さらに、X-inducerが発生させた活性酸素の影響により、皮脂が酸化

酸化した皮脂により、地肌が炎症を起こしベタベタ肌となります。

酸化した皮膚によって皮膚炎が起きたものをベタベタ肌アレルギーという

【ベタベタ肌の特徴】ゾウの肌のように肥厚し、色素沈着する

【症状の出やすいところ】首の下・脇・肘の前・下腹部・内股・手足の先・耳

ベタベタ肌の治療

まずは、クレンジングで皮脂を剥がし、その後、洗浄シャンプーで洗い流します

洗い流した後は、地肌が弱まり露出しているため、しっかり保湿してあげましょう。

地肌に保湿スプレーをした後は、肌保護パウダーで、傷ついた地肌を守ってあげてください。

大切なことは、クレンジング(シャンプー)を使ってしっかりと酸化した皮脂を剥がすこと。

カサカサ・パサパサ肌の原因と特徴

腸からX-inducerが侵入し血流にのって、細胞間脂質に飛ぶとコラーゲン、セラミドなど保湿因子(NMF)を攻撃、破壊します。

保湿因子は、水分をとどめて肌に潤いを残す作用があるため、なくなると水分が蒸発します。

すると、肌表面へ神経が伸びてきて、痒みが増していくのです。

また、乾燥すると肌のターンオーバーが早くなるため、フケが出やすく角質が弱くなっていきます。

すると、細菌が入りやすくなり、湿疹ができるのです。

カサカサ・パサパサ肌の治療

乾燥を止めるために、しっかりと保湿してあげましょう。

保湿スプレーによって保湿因子を補給すれば、肌の潤いは戻ります。

肌が潤い、神経の位置が元に戻ると、自然と痒みは減りフケが減ることで、アレルゲンや細菌の侵入を阻止することもできます。

ただし、肌表面に保湿剤が残れば、かえって炎症や湿疹の元になってしまいます

保湿剤を残さないためにも、しっかりとクレンジングシャンプーをしてあげましょう。

クレンジングの後、洗浄シャンプーで汚れを洗い流し、きれいな肌に保湿スプレーを浸透させる。

そして、地肌を保護する肌保護パウダーで保護してあげることをお忘れなく!

一番重要なことは、しっかりと保湿すること

症状を繰り返さないためには

クレンジングシャンプーしていても、X-inducerがずっと入ってくる状態では、アレルギーは治りません

とにかくX-inducerを減らすことが必要です。

腸からX-inducerを吸収させないようにすれば、アレルギー・アトピーは治ります。

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