保護中: お薬漬けを卒業しよう ~上手なお薬の使い方・辞め方~

こんにちは☀️ ペットリコ飼い主様相談スタッフの吉田です。

今回のテーマは「お薬との上手な付き合い方」です!

かゆみをピタッと止めるための「ステロイド」や「アポキル」などのお薬。

お薬を飲ませている間はかゆみが止まって愛犬も私たちもほっと一息。平和な時間が訪れます。

でも続けていくうちに「このままお薬漬けで副作用は大丈夫??」「高価なお薬をずっと続けるのは正直きびしい…

などのお悩みが出てきますよね⁉

そんな皆さん!

この記事で「正しいお薬との付き合い方」を知ってお薬漬けの日々から卒業しましょう😌

お薬の正しい使い方

ポイント①ダラダラ使わない

長期間ダラダラと使い続けるのは、副作用のリスクが高まるのでやめましょう。

特にアポキルは、添付文書(お薬の使用説明書)に1年を超えて投与しないことと書かれているほどです。

「先生から出されるから」「お薬がないと痒がるから」と長い期間使うと、副作用により寿命を縮めることになりかねないのです。

ポイント② 急にスパッとやめない

「ニコわんをはじめたから」と言ってスパッとお薬をやめる飼い主さんも少なくありません。

しかし、急にスパッとやめると強いかゆみがぶり返し、ひっかき傷ができるほどガジガジと痒がる場合もあります。

掻いたり噛んだりすることで、お肌が傷つくと、かえって治りが遅くなることもあるので注意しましょう!

また、ステロイドはスパッとやめると反動でホルモンの病気になるキケンもありますので、かかりつけの先生と相談しながらゆっくり減らしていくようにしてください。

ポイント③ 1回量を守る

「1回2錠と言われたけど、心配だから1錠にしている」 …これはあまりよくない使い方です。

お薬がきちんと効く量(有効血中濃度といいます)は体重によって計算されています。

体重に合せた量よりも少ないとお薬は効き目が出ません

効果の出ない量を飲ませても、かゆみは止まらないので1回量は守って飲ませましょう。

お薬を卒業するには?

ここまではお薬の使い方についてお話してきました。

では、実際にお薬を減らすためにはどのようにしたらいいのでしょうか?

ステップ① ニコわんとシャンプーケアでかゆみを減らす

かゆみがあるのにお薬をやめると、掻きむしって体中傷だらけになってしまいます。

そうならないためにも、まずはかゆみを落ち着かせる必要があります。

「ニコわん」は弱った腸を回復させ、かゆみの原因となる「カイカイ誘発物質」が体の中に入らないようにする効果があります。

また、強いかゆみにはシャンプーケアがオススメです。

詳しいやり方は下記をご参照ください。